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2016年10月24日 (月)

パンフ「甲状腺検診縮小??」に補足します-その1

パンフ「甲状腺検診縮小??」の本文は26頁なので、詳しく書けなかったことが多々あります。

  Facebookの記事http://goo.gl/IINQKsに対し、Shin-ichi Kurokawaさんから5点のコメントをいただきましたので、今回はとりあえずコメント(2)(4)にお答えする形で、パンフの補足をしたいと思います。

 (2) 国連科学委員会(UNSCEAR)の甲状腺等価線量推定

Unscear

* http://goo.gl/kM3lxw 

避難区域の甲状腺等価線量は、パンフ20頁では7.582mSvと書きましたが、上の表のように7.282mSvの誤りでした。お詫びして訂正いたします。

 

(3) CDC論文の出典

米国疾病管理センター(CDC)が発表した「がんの種類別最短潜伏期間」(パンフ22頁)は

 http://goo.gl/rG9H5Hで見られます。

 

 

(4) 甲状腺がんの地域差

21_3

 上の図はパンフ24頁に掲載している1巡目検査・甲状腺がん有病率の地域分布図です。甲状腺検査の実施時期は地域によって違いますが、その違いは上の図に反映されていません。

 パンフ15頁にあるように、小児甲状腺がんの多発は明らかなので、発見された甲状腺がんの大部分は、福島原発事故後に生じたものと考えられます。

他方、「2011年度地域」は事故後1年目、中通りは2年目、会津、いわき市と南東地区、相馬地区は3年目に検査しています。従って、おおまかにみると「2011年度地域」の検査結果は事故後1年間に発生した甲状腺がんを発見しており、中通りは2年間、その他の地域は3年間に発生した甲状腺がんを発見していると考えられます。

従って、中通りの有病率は2分の1に、その他の地域では3分の1にして1年間の有病率を地域別に比較したものが、24頁下の分布地図(下図)です。「2011年度地域」の有病率が一番高く、地域差が鮮明です。

22_2


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