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2017年7月 2日 (日)

政府は線量限度1mSvを守れ!;「あれから6年・・・放射能はいま No.3」

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 原発近くも避難指示解除
 3月末~4月1日、福島第一原発近くの富岡町、浪江町、飯舘村、川俣町の、一部の避難指示が解除されました。
浪江町では下図の水色と黄色の区域の避難指示が解除されましたが、大部分は帰還困難区域です。

浪江町中心部で年間6mSv超で、管理区域相当!
Photo_2  私たちは5月下旬に浪江町避難指示解除区域の空間線量を測定しました。測定器は堀場製作所のRadiで、文科省の測定器「はかるくん」と同等(性能レベル)とされています。事故前は人口の多かった常磐線浪江駅西側の川添地区では年間6.2mSv。5.2mSvを超え、管理区域相当です(上図)。浪江町に戻っている人はほとんどいませんでした。

線量限度は空間線量1mSv/年
 「原子炉等規制法」などの法令で、一般公衆の線量限度は空間線量1mSv/年と決められています。第一原発事故前の福島県の空間線量は0.3mSv/年でした。線量限度は誰も超えてはならない「限度」です。屋外の時間が長い人でも限度を超えないことを保証するため、一人一人の被ばく線量ではなく、空間線量で1mSv/年と決められています。政府には、1mSv/年を超える地域に住む人々が避難できるようにする責任があります。

線量限度を超えているのに避難指示解除、賠償打ち切り!?
 1mSv/年を超える地域に住むことを強制するのは違法行為です。これまで、避難指示解除された地域は1年後に賠償を打ち切られてきました。セシウム137の半減期は30年。来年4月になっても空間線量はほとんど変わらず、線量限度オーバーのままです。
住むところを追われ、線量限度を超えて帰れないところに「帰れる」と言われ賠償を打ち切られるーーこんな理不尽なことを許してよいのでしょうか。

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