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2017年11月 3日 (金)

10.22 第39回被ばく学習会 お母さん原告が語る 帰れぬわが家、避難の6年」の報告

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 動画(前半)はこちら
 10月22日の学習会は雨と総選挙のダブルパンチにもかかわらず、新人の当日参加が多く、28名にご参加いただきました。ありがとうございます。
 最初に田島直樹さんから、メーリングリスト投稿について謝罪表明がありました。
 続いて、福島原発被害東京訴訟のお母さん原告のお話「帰れぬわが家、避難の6年 歪んだ原発推進と帰還政策の中で、『被曝したくない:』はわがままですか?」
 動画はこちら
 資料はこちら
 お母さん原告のお話から二つ、紹介します。
 1.「測られなかったヨウ素」
 2013年6月、JAEA(日本原子力研究開発機構)は2011年4月初めに測定されたヨウ素131の土壌沈着濃度の計算結果を公表しました。
 「米国エネルギー省が2011年3月17日から4月7日まで実施した航空機モニタリングの測定結果をDOEから入手し、スペクトルの解析を行ったところ、ヨウ素131を示すエネルギーのピーク(365keV)が検出されるものがあったことから、DOEと共同でヨウ素131の地表面沈着量を解析する手法を開発し、ヨウ素131の地表面沈着量の分布を求めマップ化した」とされています。
 数のようなマップが発表されました。
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 左の図は、2011年4月2日、3日に航空機が飛んだ軌跡を示しています。
 右の図は、その結果分かったヨウ素131の土壌沈着量(Bq/m2)です。
 セシウムと違い、特に黄色の部分が福島第一原発の南側、いわき市方向にも及んでいます。
 お母さん原告が強調されたのは、いわき市、福島市、郡山市など、10万人以上の人が住む大都市の測定がされていない、ということです。
Photo 
 2枚の地図を重ねてみます。
Photo_3
 福島市、郡山市、いわき市など、人口10万人以上の年の上を測定機が飛んでいない(公表されていない?)ことが明らかです。
2.舞い上がる土埃
Photo_4
 
 冬になると畑が乾燥して、汚染された土が風で舞い上がります。屋根より高い所まで土が舞い上がる中、南相馬も避難指示が解除された所もあります。子どもたちが登校しなければならない。おそろしいことです。
 続いて、東京訴訟原告団長の鴨下祐也さんに、最近相次いだ3件の避難者訴訟判決(前橋地裁、千葉地裁、福島地裁判決)についてお話しいただきました。
 動画はこちら
 判決関連資料はこちら
 資料(福島原発被害集団訴訟一覧)はこちら
 
 休憩後、たっぷり質疑応答を重ねました。
  動画(後半)はこちら
 お二人のお話、ありがとうございました。
 学習会の3日後、10月25日、東京訴訟は結審になりました。
 判決は2018年3月16日です。
 原告団のフェースブック に結審の様子、判決に向けた『葉書大作戦』
 民の声新聞に意見陳述の内容紹介
 
文責:温品惇一

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