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2018年5月 7日 (月)

6.3被ばく学習会「トモダチ作戦の被ばく米兵裁判は”炭鉱のカナリア”」のお知らせ」

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 覚えていますか? 2011年3月11日の東日本大震災に際し、「トモダチ作戦」の名の下、原子力空母ロナルド・レーガンをはじめ艦船群や多数の航空機、海上だけで約1万7千人の兵士らが、救援のため、東北沖に救援に駆けつけました。

 ところが3月13日午後、海自艦からレーガンの甲板に降り立ったヘリ搭乗員が艦内に入ると、「ピー、ピー、ピー」。放射線検知器の音がけたたましく鳴り響きました。トモダチ作戦の兵士たちは、福島第一原発から放出されたプルームに突っ込み、被ばくしたのです。 

 海水から作った真水からも放射能が検出され、使用禁止になりました。ロナルド・レーガンの甲板をマスクもせずタオルで口を覆っただけで除染する姿が写真に残っています。

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2011年3月22日、原子力空母ロナルド・レーガンの甲板を除染する水兵たち。
米海軍写真(Seaman Nicholas A. Groesch撮影)

 大勢の兵士たちが甲状腺疾患、白血病、膀胱不全、脊髄損傷をはじめ、さまざまな健康障害に襲われ、400人以上が、東電や日米の原発メーカーを相手に、アメリカの裁判所に提訴し、医療費などにあてる基金の設立を求めています。

 2016年5月には小泉元首相が、被害を受けた元米兵らに面会、支援に乗り出し、日本でも広く知られるようになりました。

 原告のうち、9人がすでに骨髄腫などで亡くなっています(2017年12月現在)。原告がこうむっている健康被害は、〇〇がん、××病と名付けることも困難な、複雑な病状が多いのです。トモダチ作戦で被ばくした米兵たちは、福島原発事故の危険性を知らせる「炭鉱のカナリア」です。

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Photo_3  朝日新聞記者の田井中雅人さんは、彼らが置かれた情況を詳細に取材し、今年1月、エィミ・ツジモトさんとともに「漂流するトモダチ アメリカの被ばく裁判」を著されました。6月3日の学習会で田井中雅人さんのお話を伺います。

 今回の学習会は、演者が所属する朝日新聞社の要請により録画の公開はありません。学習会の場で直接、田井中さんのお話をお聞きください。

 要予約 申込みはこちら

  チラシPDFはこちら

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コメント

いつも次々に貴重なテーマでの学習の場を作っていただき、ありがとうございます。「トモダチ作戦」については、こちらの基地問題にお詳しいジャーナリストの石井康敬氏の「フクシマは米軍の核実験場にされた」という本も参考にする必要があると思っています。題名はセンセーショナルですが、中身はとても地道に調査に基づいて書かれている本です。今後のお取組みの参考までにとリンクさせていただきます。http://junposha.com/catalog/product_info.php/products_id/1150

福島原発事故の放射能プルームは海上よりも内陸の方へ拡散したような報告が多いです。もしそうなら福島県民 も空母の乗組員と同じか、それ以上の被ばくをしているのではないですか。水兵にそれだけの放射線障害が出ているのなら、県民にも同様の障害があるのではと懸念します。しかし福島県は若年者の甲状腺がんの検診以外に、すべての県民を対象にした健康診断などしてないので詳細は不明なのでしょうか。

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