10.13 笠井さんオンライン被ばく学習会の動画と資料です
10.13 オンライン被ばく学習会は最多時186名の参加で大盛況でした、
所用で参加できないが動画や資料を見たいとのお問い合わせも多数いただきました。
笠井さんのお話と質疑応答で以下が明らかになりました。
2011年8月、当時の菅直人首相が福島県庁を訪れ、
除染土壌などを保管する中間貯蔵施設の福島県内建設を初めて提案。
そもそも廃棄物行政で「中間」という考え方はなかった。基本は「最終」。
これをひっくり返したのが経産省とされている。
経産省主導で、「中間貯蔵」・「30年」を条件に福島県内設置の圧力が大きくなりました。
除染の進行とともに除染土壌置き場が焦点化し、
2014年9月1日、佐藤雄平県知事が30年以内の県外処分の法制化などを条件に、建設受け入れ方針を国に伝達、3日後には引き換えに「知事選不出馬」を表明しました。
中間貯蔵施設について国民的議論が行われず、公文書の欠落など、問題山積です。
「30年中間貯蔵施設地権者会会長」の門馬好春さんからコメントしていただきました。
質疑応答の中で、汚染土の問題だけでなく、解体家屋の廃材、山林の木材など放射能汚染物が規制されずに、気づかれずに流通していることも明らかになりました。
詳細は以下をご覧ください。
動画 https://www.youtube.com/watch?v=x20CmT27C8o
当日資料 http://anti-hibaku.cocolog-nifty.com//blog/files/20231013kf.pdf
(文責:温品惇一)
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温品さん、お元気ですか?フレコンパック入りの汚染土もいいのですが、
野放し最終処分場となっている森林、田畑の取材しませんか?空中にも舞って吸引が続いて居ります。
投稿: 大山弘一 | 2023年11月11日 (土) 02時02分