2017年11月 8日 (水)

10.31落合栄一郎さん懇談会の報告;核被害の実態

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 10月31日の落合栄一郎さん懇談会は、29名が参加、盛況でした。
骨(こつ)シンチで「歩く放射能」に
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 最初に、温品が最近の事例に基づいて、骨シンチ検査を受けると全身からガンマ線が放射され、体のすぐ近くでは20µSv/hをはるかに超える空間線量率が計測されることを報告しました。
 動画はこちら
 資料はこちら
核被害の実態:落合栄一郎さん
 続いて落合さんから、「21世紀の核問題」と題して、世界各地でのウラン採掘から核兵器開発・製造、核実験、原発事故による核被害の実態などをお話しいただきました。
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 「どうして放射能は生命に悪影響を及ぼすのか」については時間切れとなりましたが、質疑の最後の方で、エッセンスをお話しいただきました。
 動画はこちら
 資料はこちら
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(文責:温品惇一)
 

2017年11月 3日 (金)

10.22 第39回被ばく学習会 お母さん原告が語る 帰れぬわが家、避難の6年」の報告

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 動画(前半)はこちら
 10月22日の学習会は雨と総選挙のダブルパンチにもかかわらず、新人の当日参加が多く、28名にご参加いただきました。ありがとうございます。
 最初に田島直樹さんから、メーリングリスト投稿について謝罪表明がありました。
 続いて、福島原発被害東京訴訟のお母さん原告のお話「帰れぬわが家、避難の6年 歪んだ原発推進と帰還政策の中で、『被曝したくない:』はわがままですか?」
 動画はこちら
 資料はこちら
 お母さん原告のお話から二つ、紹介します。
 1.「測られなかったヨウ素」
 2013年6月、JAEA(日本原子力研究開発機構)は2011年4月初めに測定されたヨウ素131の土壌沈着濃度の計算結果を公表しました。
 「米国エネルギー省が2011年3月17日から4月7日まで実施した航空機モニタリングの測定結果をDOEから入手し、スペクトルの解析を行ったところ、ヨウ素131を示すエネルギーのピーク(365keV)が検出されるものがあったことから、DOEと共同でヨウ素131の地表面沈着量を解析する手法を開発し、ヨウ素131の地表面沈着量の分布を求めマップ化した」とされています。
 数のようなマップが発表されました。
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 左の図は、2011年4月2日、3日に航空機が飛んだ軌跡を示しています。
 右の図は、その結果分かったヨウ素131の土壌沈着量(Bq/m2)です。
 セシウムと違い、特に黄色の部分が福島第一原発の南側、いわき市方向にも及んでいます。
 お母さん原告が強調されたのは、いわき市、福島市、郡山市など、10万人以上の人が住む大都市の測定がされていない、ということです。
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 2枚の地図を重ねてみます。
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 福島市、郡山市、いわき市など、人口10万人以上の年の上を測定機が飛んでいない(公表されていない?)ことが明らかです。
2.舞い上がる土埃
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 冬になると畑が乾燥して、汚染された土が風で舞い上がります。屋根より高い所まで土が舞い上がる中、南相馬も避難指示が解除された所もあります。子どもたちが登校しなければならない。おそろしいことです。
 続いて、東京訴訟原告団長の鴨下祐也さんに、最近相次いだ3件の避難者訴訟判決(前橋地裁、千葉地裁、福島地裁判決)についてお話しいただきました。
 動画はこちら
 判決関連資料はこちら
 資料(福島原発被害集団訴訟一覧)はこちら
 
 休憩後、たっぷり質疑応答を重ねました。
  動画(後半)はこちら
 お二人のお話、ありがとうございました。
 学習会の3日後、10月25日、東京訴訟は結審になりました。
 判決は2018年3月16日です。
 原告団のフェースブック に結審の様子、判決に向けた『葉書大作戦』
 民の声新聞に意見陳述の内容紹介
 
文責:温品惇一

2017年11月 2日 (木)

Q&A「野菜やお茶の汚染を携帯用空間線量計で測れますか」

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 携帯用空間線量計(シンチレーション式)はセンサー(結晶)が小さい
 食品測定に使うシンチレーション式の放射能測定器1は、ヨウ化ナトリウムの結晶にガンマ線が当たって発する光を数えています。
光の明るさからガンマ線1 本毎のエネルギーを判別し、放射性物質の種類も分かります。結晶が200 ミリリットルと大きいので、周囲からのガンマ線を鉛で遮蔽すれば、食品中放射性セシウムの基準値100Bq/kg以下まで測定できます。 
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 他方、主な携帯用空間線量計にはシンチレーション式とガイガー式があります。シンチレーション式2の結晶は2~13 ミリリットルと小さいので、当たるガンマ線の本数が少なく、放射性セシウム100Bq/kg程度の野菜やお茶にかざしても、測定は不可能です。
ガイガー式では放射性物質を種類別に測れませ
 ガイガー式の空間線量計4は、ガイガー・ミュラー(GM)管に入射したガンマ線、β線の本数を測定しますが、放射線1本ごとのエネルギーは測れません。従って、検知した放射線がセシウムのものなのか、カリウムのものなのかさえ区別できず、放射性物質ごとのBqを測れません。

 PDFはこちら

11.26第40回被ばく学習会「内部被ばくを知る トロトラストから福島原発事故まで」のお知らせ

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 チラシPDFはこちら

Photo  トロトラストは二酸化トリウム*・コロイド溶液の商品名です。
第二次世界大戦中に血管造影剤として使われ、投与されると過半は肝臓に沈着します。
トリウムは自然界にあるアルファ線核種なので肝臓が被ばくし続け、数十年して肝腫瘍を発症します。典型的な内部被ばく病です。
福本 学さんは東北大・加齢医学研究所で長年にわたってトロトラスト発がんを研究され、内部被ばくの問題点を明らかにしてこられました。
また福島原発事故後、旧警戒区域の動物に取り込まれた放射性セシウムの体内分布、健康影響などを研究されています。
福本さんのお話を通じて、内部被ばくへの理解を深めていきたいと思います。 
(*トリウムの元素記号はTh。トリチウムではありません。)
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2017年10月10日 (火)

可搬型モニタリングポストの数字はどうしてサーベイメーターより小さいのでしょう?

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 5月下旬、私たちは福島県浪江町の避難指示が解除された区域の空間線量率を測りました。使ったのは携帯用の放射線測定器、いわゆるサーベイメーター(シンチレーション式)の堀場製作所Radiです。可搬型モニタリングポスト(左の写真、通常、金網で囲われている)の測定値はRadiの約半分でした。なぜこんなことになるのでしょうか?

コンクリートブロックと蓄電池で遮蔽

 検出部は四隅のコンクリートブロックの上の金属板に乗せられ、下には蓄電池が置かれています(左上の写真)。真ん中の写真にあるように、Radiの値はモニタリングポストのすぐそばでは1.368µSv/hなのに、検出部の上では1.054µSv/h(右の写真)でした。23%も低下しています。

可搬型モニタリングポストはGy(グレイ)、サーベイメーターはSv(シーベルト)

 福島県内に579台(2017.9現在)設置されている可搬型モニタリングポストは、もともと原子力施設事故で飛んできた放射能を検出するもので、空気が吸収したエネルギー(空気吸収線量)を測り、Gy/h(右上の写真)で表示します。Radiなどサーベイメーターが表示するSvは、人の被ばく線量を表すもので、被ばく線量を安全側に評価するため、セシウム137のガンマ線の場合、空気吸収線量の1.2倍です。従って可搬型モニタリングポストの数字はサーベイメーターの数字の1.2分の1(=0.83倍)です。遮蔽と合わせると、可搬型モニタリングポストの測定値はサーベイメーター測定値の64%という計算になります(0.83×(1-0.23)=0.64)。

リアルタイム測定システムはSv表示です

 311以後福島県内に設置されたリアルタイム測定システム(左の写真 3,101台*)はサーベイメーターと同様、Sv表示ですが、値はサーベイメーターの8割程度でした。その理由はまだよく分かりません。いずれにせよ、放射線はどんなに低線量でも人体に悪影響を及ぼすことを忘れてはなりません。

 PDFはこちら
 

2017年10月 8日 (日)

10.31落合栄一郎さん懇談会のお知らせ

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 カナダ在住の化学者・落合栄一郎さんは「原爆と原発」(2012年5月)、「放射能と人体」(2014年3月)、「放射能は人類を滅ぼす」(2017年1月)などの書籍を相次いで出版、放射能の危険性に警鐘を鳴らしてこられました。

 今回の来日に当たり、落合栄一郎さんから以下のお話をお伺いし、質疑応答、意見交換したいと思います。

 本年「核兵器禁止条約」が国連で成立した。核をまず兵器に利用したその間違いをようやく1世紀後に、人類の多くが認めることができた。しかし、核の平和利用の問題に関しては、国連の会議でも、意識すらされていないようである。
 問題の根本は、それがつくり出す放射性物質からの放射線が、生き物にとって非常に危険だということである。この講演では、これまでにあった、原発事故のみならず、あらゆる場での放射線による健康障害を概観し、なぜそうなのかを考えてみたい。そして、その結果、放射線を出す物質はもうこれ以上作り出してはいけないのだ、核兵器禁止ではなく、「核禁止」をこの世紀のうちに、実現しなければならないということを訴えたい。
 

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PDFはこちら

2017年10月 5日 (木)

9.30 総合討論会の報告

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9月30日夜、文京区アカデミー茗台・学習室Bで「学習する会4周年 総合討論会 ー何でも聞ける・話せるー 311から2395日の放射能」を開催しました。

 今回はチラシを配付していないのですが、30名の参加で盛況でした。
 最初は「学習する会 4年間の歩みと今後の方向」(温品惇一)です。
 資料はこちら
 スライドを1枚選ぶなら
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 続いて「原子力規制委員会 放射線審議会と環境放射線モニタリング技術検討チームで進行中の問題」(瀬川嘉之さん:高木学校)
  「現存被ばく状況」という枠組みを前提としている問題
 線量限度の確認が消される問題  
 
 資料はこちら

 3番目は「『情報を取りに行く』とは? どう追い、どう読み、どう選ぶ? そして、何ができる?」(菊池京子さん)
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 休憩のあと、"なんでも聞ける話せる放射線・放射能"質疑討論。
田島さん作成の「放射能の基本・質問の呼び水」を参考に、寄せられた質問に会場から応えました。
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 今後の学習会  申込先:anti-hibaku[a]ab.auone-net.jp([a]を@に代えてください)
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  落合栄一郎さん懇談会
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  第40回被ばく学習会
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  第41回学習会
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2017年10月 2日 (月)

10.22 第39回被ばく学習会 お母さん原告が語る 帰れぬわが家、避難の6年 歪んだ原発推進と帰還政策の中で、『被曝したくない』は、わがままですか?

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 チラシPDFはこちら
 311から6年半以上。東京に避難している方々が国と東電に損害賠償を求めている福島原発被害東京訴訟第1次、第2次提訴は10月25日に結審の予定です。原告の方に以下のように、今の思いをお話しいただきます。
                  
いわゆる『自主避難者』は、どうやって作られたか。当事者が語る残酷な実態。避難元の現状。分離避難の苦しみ。放射能に引き裂かれた父、母、子、そして祖父母たちの6年。避難者差別、いじめ、分断される被害者たち、くじけていく避難者の今。避難こそが被害なのか? 汚染や被曝を被害と認めない国に対して、司法の判断は? 避難住宅問題と帰還政策の中で、作られる貧困、消される避難者。
 

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 参加される方はanti-hibaku@ab.auone-net.jpへご連絡ください。

2017年9月12日 (火)

学習する会4周年 9.30 総合討論会 ―何でも聞ける、話せるー  311から2,395日の放射能

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PDFはこちら

 2013年8月10日、放射線被ばくを学習する会の開始以来すでに4年、被ばく学習会は38回に及んでいます。

この間、主に福島の小児甲状腺がん問題の学習を重ね、福島県、福島県県民健康調査検討委員会、環境省、新潮社への公開質問状、さらに二度にわたる小児甲状腺がん問題のパンフ発行などの活動を続けてきました。

また、放射能・被ばく問題の基礎的な学習を進め、「被ばくミニ知識」として広めてきました。今年からは「あれから6年・・・放射能はいま」シリーズにリニューアル、自分たちで測定した結果をもとに問題点を伝えてきました。飲料水の放射能基準値など読売新聞のフェイク社説に関し読売新聞社に二度にわたって公開質問状を発しています。誤った飲料水放射能基準値を資料に掲載している環境省に対しても公開質問しています。

最近は福島原発事故収束作業で被ばく、白血病・うつ病で労災認定されたあらかぶさんの損害賠償請求裁判弁護団会議に参加、準備書面作成などに協力しています。

他方、政府は区域外避難者切り捨て、ICRP2007年勧告の取り入れ、環境放射線モニタリングの変更など、「被ばくさせても構わない」体制作りを進めようとしています。

「学習する会」の発足から4年、311から2,395日を迎え、この間の活動を振り返り、今後の課題・方向を考えていきたいと思います。

提案のある方は、ご連絡いただければ資料を印刷・配付します。

質問のある方は何でも聞いてください。

皆さんのご参加をお待ちしております。

学習する会4周年 9.30 総合討論会

―何でも聞ける、話せる―

311から2,395日

日 時 9月30日(土) 午後6時15分~9時15分

場 所 文京区・アカデミー茗台(めいだい)・学習室B
      (地下鉄茗荷谷駅下車8分、一番下の地図参照)

内 容 1)学習する会4年間の歩みと今後の課題 温品惇一(代表)

    2)「環境放射線モニタリング」の変更について 瀬川嘉之(世話人)

    3) 難しくて複雑な、放射能と原発・・・情報を取りに行く、情報をシェアする
          
菊池京子

    4)その他、提案のある方は anti-hibaku@ab.auone-net.jp へお申し込みください。 

            ご希望により、資料を印刷・配付します。

    5)質疑応答:質問のある方はご自由に質問してください。

    6)自由討論

主 催 放射線被ばくを学習する会

参加費 500円

申込先 anti-hibaku@ab.auone-net.jp

      090-3577-4844(温品 ぬくしな)

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アカデミー茗台(めいだい) 文京区春日2-9-5

地下鉄丸の内線「茗荷谷」駅下車、「春日通り」改札を出て右折、

春日通りを右へ 徒歩8分、茗台中学校と同じビルで隣りの入口。

エレベーターで7階へ

2017年8月20日 (日)

「土の除染より心の除染? ~ICRPの優等生・福島県伊達市で何がおこなわれたのか~7.23第38回学習会報告その2

Photo  2017年7月23日の第38回被ばく学習会では、前半の報告「20mSv法制化への動き」に続き、フリーライター・黒川祥子さんに「土の除染より心の除染? ~ICRPの優等生・福島県伊達市で何がおこなわれたのか~」についてお話しいただきました。    

 動画はこちら

 黒川さん資料PDFはこちら

 伊達市放射線教育副読本はこちら              

<黒川祥子さん・プロフィール>
 
 1959年福島県生まれ。東京女子大学卒業後、弁護士秘書、ヤクルトレディ、デッサンモデル、業界紙記者などを経てフリーライターに。2児をもつシングルマザーとして、家族問題を中心に執筆活動を行う。
 『誕生日を知らない女の子 虐待―その後の子どもたち』で第11回開高健ノンフィクション賞受賞
 著書に『熟年婚 60歳からの本当の愛と幸せをつかむ方法』(河出書房新社)、『子宮頸がんワクチン、副反応と闘う少女とその母たち』集英社)、『「心の除染」という虚構』(集英社インターナショナル)など。また橘由歩の筆名で『セレブ・モンスター」』河出書房新社)、『身内の犯行』(新潮新書)などがある。
 
 黒川さんは初めに「私は科学ジャーナリストでもなんでもなく、家族の問題、子どもの問題などを取材してきた人間です。開高健ノンフィクション賞をいただけたのも、虐待を受けた子どものその後に注目して、その後遺症がどれだけ大変なものかということを、里親家庭を訪ね歩いてまとめた本でした。
 ですから、「黒川さんは文系ライターなんだから、原発は無理だ」とか、編集部から言われたこともあったんですが、私自身が伊達市出身ということもあり、「やっぱりこれはちゃんと見ていかないといけないんじゃないかというところで、事故後、折を見ては、雑誌、週刊朝日やアエラ、新潮45などで伊達市に入っては友人とかそういうつながりで、伊達市で子どもを守ろうとする母たちの取材を、ずっと続けてきました。
 ですので、今回のお話は専門的なことよりも、そういうお母さんたちの生の声をお伝えすることが中心になると思います。
 ただ、なんかおかしい、伊達市は変だ、と皆さんが取材に行く度に言っていて、私も感じていたことが、田中俊一さん(原子力規制委員長)、彼が原発事故後、うまくデザインした町だったんだな、ということをあらためて思います。そのへんも時系列に沿ってお話ししていきたいと思います。」と挨拶されました。 
 
 
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 4月20日の福島民報1面トップに、文科省が放射線量再調査で校庭・園庭での放射線量が3.8µSv/h(年間20mSv相当と判断)を上回った13の小中学校などの屋外活動を控えるよう、県教委に通知したことが報じられました。
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 4月19日に発表された福島県内52校・園の放射線量再調査結果によると、最も放射線量が高いのは、なんと、伊達市の小国小学校でした。
 伊達市は「計画的避難区域」とされた飯舘村などと違って、年間20mSvを超える「家」を個別に「地点」と指定する「特定避難勧奨地点」制度を歓迎しました。ここから、子どもたちを分けずに全員を避難させたい小国小生徒の母親たちと、伊達市当局との攻防が始まりました。
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 小国小学校のすぐ西はもう福島市。そのことが一層混乱をよびました。
 ちなみに、上の表によると、このとき調査された52校・園の中で、土壌中のヨウ素131濃度が一番高かったのも、小国小学校でした。
 黒川さんの資料と以上の補足資料を参考に、ぜひ黒川さんの講演動画を見てください。
 質疑応答の動画はこちら

 詳しくは黒川さんの著書『「心の除染」という虚構』をご覧ください。
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 今後の予定は以下のとおりです。
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