2020年3月19日 (木)

3.22ミニ学習会、4.14基礎講座は中止です

2.15被ばく学習会で、3.22ミニ学習会と4.14基礎講座5の予定をお知らせしましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止します。

2020年2月16日 (日)

2.15 被ばく学習会「セシウムボールの被ばく影響」を開催しました。

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 2月15日の第53回被ばく学習会「セシウムボールの被ばく影響」は57名の参加で大盛況でした。

 Photo_20200216220001 最初に田島直樹(当会・講師)から「甲状腺検査縮小 次の一手?」について、約30分のお話。

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  2月19日に参議院で行なわれた音喜多議員の質疑問題を含めた増補版

  『もう始まった 甲状腺検査縮小 次の一手』はこちら

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続いて河野益近さん(元京大・文部技官)から「セシウムボールの被ばく影響について」、休憩を挟んで2時間弱、お話しいただきました。

 河野さんのプロフィール

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Photo_20200216230801   3番目に温品惇一(当会代表)から、最近大問題になっている新型コロナウイルス検査に使われるPCR検査、2月14日に行われた「朝まで生テレビ」との交渉、そして今後の学習する会の予定について話しました。

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Photo_20200216232001 最後に千葉訴訟から2月28日の高裁期日への傍聴呼びかけがありました。

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(文責:温品惇一)

 

 

2020年1月 5日 (日)

2.15 被ばく学習会「セシウムボールの被ばく影響」

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 20200215cs9年前の3月、福島第一原発から大量の放射能が東日本一帯にまき散らされました。放射性ヨウ素を吸い込んだ人々、特に福島県の若年者たちに甲状腺がんが多発しています。
 

 放射性セシウムについても、沈着したものによる外部被ばくだけでなく、吸い込んだものによる内部被ばくも心配される事態になってきました。事故後、放射性セシウムを含むさまざまな大きさの不溶性微粒子が見つかっています。


 放射性セシウムによる内部被ばくは、セシウムが水溶性で、すみやかに排出されるという前提で計算されてきました。体内に取り込まれたセシウムが不溶性なら、はるかに長期間体内にとどまり、被ばく影響が大きくなると考えられます。また、微粒子近くの細胞は大量のベータ線を浴びることになります。


 河野益近さんは福島県内の学校周辺の舗装道路脇に堆積した土壌中に含まれる放射性セシウムを調べ、98%が不溶性であることを明らかにされました。飛散時の吸入による影響が心配されます。セシウムボールの被ばく影響について河野さんにお話しいただきます。
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 PDFはこちら

 申込先:anti-hibaku@ab.auone-net.jp 

090-3577-4844(温品 ぬくしな)

 

2019年12月25日 (水)

1.21 被ばく問題を理解するための基礎講座4(生物系)

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 放射線のエネルギーは非常に大きいので、遺伝子DNAの二本鎖を2本とも切断してしまうこともあります。生き物は、2本とも切られても直す方法を持っています。


 一つは「元通りに直す修復」で、切断前と同じDNAに戻すことができますが、細胞が分裂する前に複製した染色体を持っている時期にしか使えません。

202001216_page_ いつ でも使えるのは「変異を生じる修復」です。放射線でDNAのどこが切断されたかによって切断端の構造が違ってくるので、酵素が切断末端を削って整えたのち、切断端同士をつなげます(図参照)。

 切れたDNAがつながり、細胞は増殖できてもDNAは一部が欠けたままです。遺伝情報が変わってしまい、がんができる可能性があります。

「放射線による傷を直せないからがんになる」のではなく、直すことで欠失変異が起き、がんになるのです。

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 要予約:anti-hibaku@ab.auone-net.jp

090-3577-4844(温品 ぬくしな)

 チラシPDFはこちら

 

2019年11月 5日 (火)

11.17郡山集会「みんなも知ってる 原爆・原発・五輪の80年」のお知らせ

 11月17日(日)午後、郡山市で「みんなも知ってる 原爆・原発・五輪の80年」を開催します。郡山市を中心に活動している「いまさらきけないプロジェクト」が主催し、放射線被ばくを学習する会が共催しています。皆さまの参加を呼びかけます。

 PDFはこちら

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(文責:温品惇一)

2019年9月10日 (火)

ICRPがパブコメを募集しています! 福島原発事故後の対策について ICRPに意見を送ろう!

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20ミリシーベルト帰還政策など、日本政府が行っている福島原発事故後の放射能対策はICRP(国際放射線防護委員会)の勧告に沿っています。ICRPはチェルノブイリ原発事故と福島原発事故をふまえて、事故を起こした原因企業・政府の責任を問わず、住民に「線量限度(年間1ミリシーベルト)」を超える被ばくを強いる勧告案をまとめ、10月25日までパブコメを募集しています。

パブコメ案の内容は、細かい点を除いて2007年勧告と大差ありません。2007年勧告に沿って行われている福島「復興」政策について意見を送ってください。今回は市民団体の運動により、日本語での意見も受け付けられることになりました。日本政府の政策を変えさせるためにも、いま声をあげることが大事です。

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● 〒870-1201 大分県大分市大字廻栖野(めぐすの)2944-9

  大分県立看護科学大学 看護学部 人間科学講座 甲斐倫明教授

 甲斐氏は今回のパブコメ案作成チーム座長です。パブコメ案に対する意見に耳 を傾ける義務があります。パソコンが得意でない方は、10月25日までに甲斐氏にお手紙でご意見をお伝えください。9月2日の甲斐氏のお話からすれば、メールではなく手紙で送っても、要点を英訳してICRP会議で伝えていただけるはずです。

● インターネットで意見を即座に送ることもできます。

 ICRPのパブコメページにアクセスします。

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例えばこんな意見が載っています。

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 ぜひICRPへのご意見をお送りください。

(文責:温品惇一)

<勉強好きな方へ>

・パブコメ案の日本語要約(甲斐氏らICRP委員訳)

・パブコメ本文の日本語訳(市民団体による共同訳

附属書A :チェルノブイリ(市民団体による共同訳)

附属書B:福島(市民団体による共同訳)

・パブコメ案(英文)

(文責:温品惇一)

 

 

 

2019年8月31日 (土)

9.28 被ばく学習会「福島県甲状腺検査は必要です」

PDFはこちら

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 福島原発事故当時18歳以下だった子どもたちの少なくとも218人に甲状腺がんが見つかっています。発見率に地域差が見られ、被ばくの影響と思われるのに、福島県「県民健康調査」検討委員会は今年7月、「甲状腺がんと放射線被ばくの関連は認められない」と決定しました。さらに、甲状腺検査の対象者に送る「お知らせ文」を改訂し、検査のデメリットを強調して、受診者を減らそうとしています。
「お知らせ文」改訂案は、早期発見によって健康を守りたいという当然の気持ちを踏みにじるものです。9.28被ばく学習会では、「お知らせ文」改訂案の問題点を多面的に明らかにしていきます。ぜひ、ご参加ください。申込先:anti-hibaku@ab.auone-net.jp

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(文責:温品惇一)

2019年8月28日 (水)

ICRPが原発事故時の放射線防護について、パブコメを募集しています。ICRPに意見を送ろう!

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 ICRP(国際放射線防護委員会)は大規模原子力事故時の放射線防護の変更案について、9月20日まで、パブコメを募集しています日本語でも受け付けています

原発大事故時の放射線防護の変更案とは?

 変更案(パブコメ案)には、変更内容や根拠が明示されていません。ICRPが日本語訳を公表しているのはごく一部だけです。主な変更点と思われる内容を表にしてみました。

 

従来の勧告

パブコメ案
緊急時の参考レベル 20~100mSv ≦100mSv

現存被ばく状況の
参考レベル


1~20mSvのバンドの下方部分から選択すべき。


代表的な値が1mSv/年



1-20mSv のバンドの範囲内かそれ以下から選ぶべき。

年 10mSv を超える必要は一般的にはないであろう。

⽬標は年 1mSv 程度(order)のレベルになるように徐々に低減すること

 2点とも、原発事故後に住民の被ばくを減らすどころか、福島原発事故の時より、もっと被ばくさせることになります。

なぜ、被ばく防護をゆるめるのか?

 根拠ははっきり書かれていないのですが、本文には、「福島事故から得られた教訓は、高齢者や医療監視下にある老人ホームからの計画外の避難は、これらの人々にとって益よりも害の方が大きかったかもしれないことを示唆している」という趣旨が書かれています。「避難させないほうが良かった」と言いたいようです。

ICRPに意見を送ろう!

 ICRPは1990年勧告で「線量限度」1mSv/年を打ち出しました。

 ところが1986年のチェルノブイリ原発事故を経て、2007年勧告では
1.原発事故後の緊急被ばく状況では、年1mSvどころか、20~100mSvまで被ばくしても仕方がない

2.放射能放出がおちついてきたら、まき散らされた放射能は「現存被ばく=すでにある被ばく」とあきらめて、20mSvまでは我慢しなさい

という趣旨になっています。福島原発事故で言えば、東電・政府の責任を問わず、1mSv/年の「線量限度」を無にするかのような勧告です。

 今回のパブコメ案は2007年勧告をさらに改悪するようにも読めますが、あいまいな書き方が多いのではっきりしません。

 ICRPはこれまでもいろいろなパブコメを募集してきたそうですが、意見を送るのは専門家がほとんどだったのではないでしょうか。パブコメを募集している機会に、2007年勧告以降、特におかしくなっているICRPに、日本の住民の声をとどろかすことは大いに意味があると思います。

 パブコメ案にはほかにもさまざまな問題点があります。9月5日のミニ学習会では、瀬川嘉之さん(高木学校、当会世話人)に今回のパブコメ案について説明していただきます。皆さんそれぞれどんな意見を送るか、お考えいただく場になれば幸いです。

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PDFはこちら

 

 

 

(文責:温品惇一)





 

 

 

2019年8月 5日 (月)

7.16,30 「ゼロから知ろう 被ばく問題」シリーズ1「ホントにこわい放射能」は盛況でした

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 7月16日、30日の火曜日午後、新企画「ゼロから知ろう 被ばく問題」のシリーズ1「ホントにこわい放射能」を開催しました。16日は40名、30日も34人の参加。福島原発事故から8年余りを経て、被ばく問題をゼロから知りたいという要望の多さが実感されました。

 第1回  7月16日  「実はこわい 放射能の正体」
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  第1回は核分裂の話から、放射能の発見・利用によるさまざまな被害、米国で観察された原発の稼働と連動した健康被害、さらに中性子の性質、放射線を生み出す「質量とエネルギーの関係」など、これまでの被ばく学習会で扱ってこなかった論点についてゴエモンが怪説、活発な質疑が行われました。

  動画 前半はこちら  後半はこちら

  資料はこちら

  ゴエモンの怪説?に続いて、温品から「被ばく影響否定に反撃」と題して、
  7月8日の福島県「県民健康調査」検討委員会をめぐる動きについて報告しました。

   動画はこちら  資料はこちら

 第2回  7月30日  「放射能の起源から 恐ろしさを知ろう」

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   動画:前半はこちら   後半はこちら

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ゴエモンの怪説?に先だって、温品から「最近の動きから」と題し、被ばく影響を否定する福島県甲状腺検査の動きと、放射能安全宣伝に荷担する3.30「朝まで生テレビ」放送に関するテレビ朝日プロデューサーとの交渉について、報告しました。

   動画はこちら 資料はこちら

 次回の「ゼロから知ろう 被ばく問題」は10月の予定です。

(文責:温品惇一)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  


 

 

 

 

 

 

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2019年7月28日 (日)

7.24「被ばく影響否定」の撤回と情報公開・公開討論を求めます!

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 7月24日、福島県県民健康調査課のホームページに「甲状腺検査評価部会『甲状腺検査本格検査(検査2回目)結果に対する部会まとめ』について」なる「県民健康調査」検討委員会の文書が掲載されました。 http://bit.ly/2ycuvud

 よほど後ろめたいのでしょう、ひっそりと掲載されたこの文書は、7.8検討委員会で噴出した反対意見に応えることなく、「多くの委員の賛成」のみを根拠に、2巡目の検査で見つかった甲状腺がんと放射線被ばくの関連を否定する「部会まとめ」を了承しました。「被ばく影響否定了承」を撤回し、公開の場で徹底的に討論するよう求めます。

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 8月以降に開催される次期「検討委員会」では、甲状腺検査該当者に配る「お知らせ文」を改訂し、「一般的には、がん検診として甲状腺超音波検査による甲状腺がんの集団スクリーニングを行うことは、メリットよりデメリットが上回るため推奨されておりません」などと甲状腺検査の必要性を否定する文言が書き込まれようとしています。当会は「被ばく影響否定」の撤回、甲状腺検査の必要性を粘り強く訴えていきます。

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«海外からの賛同者も含め、516名・121団体の賛同のもと、緊急申し入れ書を提出しました